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薬剤師の転職 面談・面接で聞く質問文テンプレート

求人票には書かれていない、配置人数・処方箋の枚数・在宅の件数などを、角を立てずに聞くための質問文です。そのまま読み上げて使えます。面談では、患者さんの氏名・病名・薬の名前など、個人が分かる情報は話さないでください。

1 配置人数と一人薬剤師

  • 「入職後の配置は、薬剤師何名の想定ですか。」
  • 「薬剤師が1人になる日や時間帯は、週にどのくらいありますか。」
  • 「急な欠勤や休暇のときは、どなたが応援に来ますか。」
  • 「2名以上の勤務を、配属の条件として書面にしていただくことはできますか。」

聞く理由と答えの読み方: 開店時間内は、薬剤師が常に勤務している必要があるため、人数が少ない薬局ほど、欠勤や休憩のときの代わりが問題になります。「状況によります」という答えのときは、「状況によって1人になるのは、月に何日ほどですか」と、日数で聞き直すと実態が分かります。

2 処方箋の枚数と在宅

  • 「薬剤師1人あたりの1日の処方箋枚数は、平均と多い日でそれぞれどのくらいですか。」
  • 「在宅の訪問は、月に何件で、薬剤師1人あたり何件を担当しますか。」
  • 「在宅の専任の担当者はいますか。」
  • 「夜間・休日の在宅の連絡は、どなたが月に何回ほど受けていますか。手当や代休はありますか。」

聞く理由と答えの読み方: 薬局の薬剤師の人数は、1日平均の処方箋40枚につき1人以上と決められています。平均はこの水準でも、多い日に大きく超えていないかを聞きます。在宅は、件数の数え方(患者さんの人数か、訪問の回数か)も職場で違うため、「何で数えていますか」と添えると確かです。

3 残業・休憩・休暇

  • 「残業は、月に平均どのくらいですか。閉局後の薬歴の記載などは、勤務時間に入りますか。」
  • 「固定残業代が含まれる場合は、何時間分で、超えた分はどのように支払われますか。」
  • 「昼休みは、交代で自由に使える時間として取れていますか。」
  • 「有給休暇は、直近1年で平均してどのくらい取れていますか。」

聞く理由と答えの読み方: 休憩は、自由に利用できる時間として与える決まりで(労働基準法第34条)、残業は原則として月45時間・年360時間が上限です(第36条)。「取れる雰囲気です」などの答えのときは、「直近1年で、実際に取れた日数は」と数字で聞き直します。

4 年収と手当の内訳

  • 「提示の年収の内訳(基本給・各種手当・賞与・固定残業代)を教えていただけますか。」
  • 「管理薬剤師手当・在宅手当・資格手当など、手当の条件と金額を教えてください。」
  • 「賞与は、直近1年の支給の実績(月数)を教えてください。」
  • 「昇給は、どのくらいの頻度で、どのような基準で決まりますか。」

聞く理由と答えの読み方: 年収は、固定残業代や手当を含めると、基本給の水準が見えにくくなります。求人票に「〇〇万円〜」と下限だけが書かれているときは、上限と、その金額になる条件も確かめます。

5 職場の体制と人の入れ替わり

  • 「直近1〜2年で退職された薬剤師は、何名ですか。」
  • 「欠員が出たときは、どのように補充していますか。」
  • 「調剤事務の方は何人いて、どの業務を分担していますか。」
  • 「自動分包機や監査の機器は、どのようなものがありますか。」
  • 「入職後の研修や、最初の数か月の同行はありますか。」

聞く理由と答えの読み方: 退職の人数と補充の仕方は、今の人員が無理なく回っているかの手がかりです。事務員が調剤の一部を手伝うことはできますが、薬剤師の指示のもと、目が届く範囲で行い、最終の確認は薬剤師が行う決まりです。どこまで分担できているかを聞きます。

6 登録・面談の進め方(エージェントに伝える)

  • 「今の職場に知られないよう、応募したくない薬局や法人を、登録の時点でお伝えしておきます。」
  • 「連絡は、平日の夜にメールでお願いできますか。電話は、時間を決めていただけますか。」
  • 「面談で聞いた配置人数・処方箋枚数・在宅の件数を、メールで残していただけますか。」
  • 「希望に合う求人だけを、少数に絞ってお知らせいただけますか。」

聞く理由と答えの読み方: 連絡の手段・時間・件数の希望は、登録のときに伝えれば、各社が合わせてくれることがあります。求人の配置人数などを書面やメールで残してもらうと、入職後に「聞いていた話と違う」ときに確かめられます。

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