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インターンシップから始める学生へ 4つの類型と、選考への使われ方・締切の考え方

職場で社員の説明を聞くインターンシップの場面(イメージ)
職場で社員の説明を聞くインターンシップの場面(イメージ)

「インターンシップ」と呼ばれるものは、実は中身が大きく違います。職場で働く体験をするものもあれば、会社説明に近いものもあります。種類と、選考への使われ方を知っておくと、締切が迫っていても、何を優先するかを決めやすくなります。

こんな方に

  • 夏のインターンに行けず、いまから間に合うか不安
  • インターンと説明会が、何が違うのか分からない
  • インターンに参加すると、選考で有利になるのか知りたい
  • 締切が迫っていて、何を優先すればよいか決めたい

年収・働き方の目安

文部科学省・厚生労働省・経済産業省の合意(令和4年6月改正)では、学生のキャリア形成支援の取り組みを、次の4つに分けています。

類型 中身 期間・条件
タイプ1 オープン・カンパニー 個社や業界の情報提供など。就業体験は必須ではない 「インターンシップ」とは称さない
タイプ2 キャリア教育 教育を目的とした取り組み 「インターンシップ」とは称さない
タイプ3 汎用的能力・専門活用型インターンシップ 就業体験が必須。自分の能力の見極めや、評価材料の取得が目的 汎用的能力活用型は5日間以上、専門活用型は2週間以上
タイプ4 高度専門型インターンシップ(試行) 高度な専門性を前提にした就業体験(試行の位置づけ) 三省合意の文書で確かめてください

決める前に知っておきたいこと

  • 採用選考に情報を使えるのは、基準を満たすタイプ3です:就業体験が実施期間の半分を超えること、職場の社員が指導してフィードバックすること、期間が5日間以上(専門活用型は2週間以上)であること、卒業・修了前年度以降の長期休暇中であること、学生の情報を活用する旨を募集要項に明示することが基準です。
  • 使われるのは、時期が来てからです:学生の情報は、広報活動の開始以降と、採用選考活動の開始以降に限って使えます。インターンシップなどに参加しても、採用選考のエントリーは、選考活動の開始時期以降に改めて必要です(厚生労働省のリーフレット)。
  • 就活の日程は、政府の要請です:広報活動は卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降、採用選考活動は卒業・修了年度の6月1日以降、正式な内定は卒業・修了年度の10月1日以降、と企業に要請されています(内閣官房)。法律ではなく要請のため、企業ごとに動きは違います。
  • 種類は、募集ページで見分けます:「インターンシップ」と書いてあっても、就業体験の有無、期間、情報の使い方は様々です。募集要項で、就業体験の有無と、学生の情報を活用する旨の記載を確かめましょう。
  • 締切が近いときは、順番を決めます:先に、応募先が使うWebテストの形式を確かめ、逆求人サービスはプロフィールの入力から始めます。そのうえで、就業体験を伴うものを優先するかを決めます。

面談・面接で確認すること

  • 「このインターンシップは、職場での就業体験を伴うものでしょうか。期間と、社員の方からのフィードバックの有無を教えてください。」
  • 「参加した場合の情報は、採用選考で使われますか。使われる場合は、どのように使われますか。」
  • 「参加しなかった場合でも、本選考に同じように応募できますか。」
  • 「インターンシップのあと、本選考のエントリーは、改めて必要でしょうか。」

ご自身でできる確認

  1. 募集ページで、就業体験の有無・期間・情報の使い方を確かめる
  2. 気になる企業の締切を、日付の順に書き出す
  3. 大学のキャリアセンターと新卒応援ハローワークで、地元企業の説明会・インターンを探す
  4. 診断で「締切が近い」を選び、先に進めることを確かめる
利用の例

夏のインターンに行けず、いまから間に合うか不安

作例:中国・大学3年

知りたかったこと

夏のインターンに参加できなかった。10月になって、地元の中堅企業のインターンや説明会に、いまから参加して間に合うのか不安になっている。

分かったこと・ご案内した先

インターンシップには、就業体験を伴うものと説明会型のものがあり、どちらも採用選考のエントリーとは別であることをお伝えしました。参加が選考で有利になるかは企業ごとに違うため、聞く質問文をお渡しし、地元企業の説明会の探し方(大学のキャリアセンターと新卒応援ハローワーク)をご案内しました。逆求人サービスを1つご案内しました。

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