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訪問看護へ転職する看護師の年収・オンコールの実態と、面談で聞くこと

利用者宅を訪ねる、訪問看護の看護師の場面(イメージ)
利用者宅を訪ねる、訪問看護の看護師の場面(イメージ)

夜勤がない代わりに、夜間・休日のオンコールと、1人で判断する場面があるのが訪問看護です。年収は急性期の病院と同じ水準を見込める一方、働き方が大きく変わります。決める前に確かめたいことを整理します。

こんな方に

  • 夜勤をやめたいが、年収はなるべく下げたくない
  • 病棟より、利用者さんと1対1で関わる働き方がしたい
  • オンコールの実態を、数字や質問で確かめてから決めたい
  • 病棟での経験を、在宅の現場で生かしたい

年収・働き方の目安

項目 目安
年収 450〜550万円
夜勤 なし(オンコールあり)
特徴 1人で判断、移動、オンコール手当

※目安の幅です。急性期病院(450〜550万円)と同じ水準です。賞与・手当・地域で変わり、個々の求人とは異なります。

決める前に知っておきたいこと

夜勤の代わりに、オンコールがあります。 夜間・休日の電話対応と、必要なときの緊急訪問の待機です。回数・手当・呼び出し後の勤務の扱いは、事業所で違います。

少人数の事業所では、当番が回ってきやすくなります。 訪問看護ステーションは、看護職員を常勤換算で2.5人以上置く基準です。人数が少ないほど、1人あたりの当番の頻度は高くなりやすいため、看護職員の人数と当番の組み方を確かめましょう。

負担を減らす取り組みは、制度でも位置づけられています。 2024年度の診療報酬改定で、訪問看護の24時間対応体制加算は、看護業務の負担軽減の取り組みを行っている場合と、そうでない場合で区分が分かれました(厚生労働省)。取り組みの例は、夜間対応した翌日の勤務間隔の確保、夜間対応の連続回数を2連続までにすること、夜間対応後の暦日の休日確保などです。取り組みの有無は、事業所を選ぶ目安になります。

1人で判断する場面と、移動があります。 経験年数の条件や、先輩と一緒に訪問する同行訪問の期間は、事業所で違います。車の運転が必要か、自家用車を使うときの費用の扱いも確かめましょう。

年収は、手当の内訳で変わります。 固定のオンコール手当のほか、緊急訪問の手当や、訪問件数に応じた手当があるかは、事業所で違います。月給に何が含まれているかを、内訳で確かめましょう。病棟での観察力や急変への対応は、1人で判断する場面で役立つ一方、在宅では、家族への説明や、医師・ケアマネジャーとの連携も大切になります。

面談・面接で確認すること

  • 「オンコールの当番は月に何回で、手当はいくらですか。」
  • 「夜間に呼び出された翌日は、勤務を軽くしたり、休んだりできますか。」
  • 「入職後は、何回くらい先輩の同行訪問がありますか。1人で訪問を始める時期の目安を教えてください。」
  • 「看護職員は何人で、1日に1人が何件くらい訪問しますか。移動は車ですか。」
  • 「24時間対応体制での、看護業務の負担軽減の取り組みは、どのようなことをしていますか。」

ご自身でできる確認

  1. 夜勤手当がなくなる分と、オンコール手当を並べて、年収がどう変わるか試算する。
  2. 夜間・休日の呼び出しに、家庭の事情で対応できる日数を考える。
  3. 運転免許や、通勤・移動の条件を確かめる。
  4. 診断で、今の負荷の目安と、訪問看護での年収の幅を確かめる。
利用の例

夜勤をやめて訪問看護へ

作例:関東・31歳・急性期病棟の看護師

知りたかったこと

夜勤が月9回で疲れた。訪問看護は夜勤がないと聞くが、オンコールがどのくらい大変か分からない。

分かったこと・ご案内した先

訪問看護の年収の目安は450〜550万円で、今の年収と同じ水準を見込めることをお伝えしました。オンコールの回数・手当・呼び出し後の勤務を聞く質問文をお渡しし、訪問看護の求人を扱う転職エージェントを1社ご案内した、という使い方です。

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