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引っ越し先で看護師の転職先を探すコツ:職場の種類の決め方と、転居前にすること

引っ越しの準備をしながら、転職先を調べる看護師の場面(イメージ)
引っ越しの準備をしながら、転職先を調べる看護師の場面(イメージ)

配偶者の転勤や実家の近くへの引っ越しが決まったときは、転居先の職場を早めに探したくなります。職場の種類(急性期・慢性期・訪問看護・クリニック・介護施設)の見方は、地域が変わっても同じです。先に種類を決め、地域の情報を足していく順番を整理します。

こんな方に

  • 配偶者の転勤や、実家の近くへの引っ越しが決まった
  • 転居先の職場の情報がなく、何から比べればよいか分からない
  • 転居の時期と、入職日の調整が不安
  • 地域が変わると、年収や働き方がどう変わるか知りたい

年収・働き方の目安

職場の種類 年収の目安 夜勤
急性期病院(病棟) 450〜550万円 月4〜9回
慢性期・療養型の病院 420〜500万円 月4〜6回
訪問看護 450〜550万円 なし(オンコールあり)
クリニック 350〜450万円 なし
介護施設 400〜480万円 なし〜月2回(オンコール)
夜勤専従 500〜600万円 月10〜12回

※目安の幅です。地域・賞与・手当で変わり、個々の求人とは異なります。

地域による月給の違いの例です(勤続10年・31〜32歳・非管理職の看護師の月額、病院の平均。夜勤手当を含み、時間外手当は除く)。

都道府県 月額の平均(税込)
東京都 約37.8万円
大阪府 約35.5万円
福岡県 約32.2万円
佐賀県 約30.6万円

※日本看護協会「2025年病院看護実態調査」。夜勤は、3交代で月8回(2交代で月4回)をした想定の金額です。

決める前に知っておきたいこと

免許は全国で有効です。 転居だけで、免許を取り直す必要はありません。結婚などで氏名や本籍地の都道府県が変わったときは、変更の翌日から30日以内に、就業地を管轄する保健所へ籍の訂正を申請します(都道府県の案内)。

探し方は、順番が大切です。 先に職場の種類(急性期・慢性期・訪問看護・クリニック・介護施設)を決め、そのうえで転居先の地域に対応する転職エージェントを使います。転居の2〜3か月前から探し始めると、入職日を転居の時期に合わせやすくなります。

都道府県のナースセンターも使えます。 看護師等の人材確保の促進に関する法律にもとづく機関で、全国47都道府県にあり、求人・求職の登録や職業紹介、就業相談が無料です(日本看護協会)。転居のために一度離職するときは、離職時の届出(努力義務)の対象にもなります。

住まいの制度と、面接の方法を最初に聞きましょう。 住宅手当や、寮・借り上げ住宅の制度の有無で、実際の手取りは変わります。遠方からの面接や見学は、オンラインに対応してもらえるか、日程をまとめられるかを聞きます。

面談・面接で確認すること

  • 「転居は◯月の予定です。入職日を、その時期に合わせていただけますか。」
  • 「住宅手当や、寮・借り上げ住宅の制度はありますか。」
  • 「遠方に住んでいるため、面接や見学をオンラインで行うことはできますか。」
  • 「面接と見学の日程を、まとめて1日で調整していただけますか。」
  • 「この地域の職場の夜勤回数や残業は、実績でどのくらいですか。」

ご自身でできる確認

  1. 転居日と、今の職場への退職の申し出の時期(就業規則の定め)を確かめる。
  2. 転居先の都道府県のナースセンターの求人も、あわせて見る。
  3. 職場の種類を先に決める。診断で、探す地域を「転居する」にして、年収の幅と質問文を確かめる。
  4. 転居先の住まいの手当や制度を、求人の条件と一緒に書き出す。
利用の例

半年後の転居に合わせて探す

作例:近畿・29歳・外科病棟の看護師

知りたかったこと

夫の転勤で、半年後に九州へ引っ越す。転居先の病院の様子が分からず、いつから探せばよいか知りたい。

分かったこと・ご案内した先

先に職場の種類を決め、転居の2〜3か月前から、転居先の地域に対応する転職エージェントを使う順番をお伝えしました。入職日の調整、住宅の制度、オンラインでの面接を聞く質問文をお渡しし、全国の求人を扱う転職エージェントを1社ご案内した、という使い方です。

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